ハンターウルフ警視庁仕様 ゾイドワイルド
製作時間:20分ほど
大ゾイド博のコラボ企画として発売された「ハンターウルフ警視庁仕様」のレビューです!
40周年を迎えたゾイドと、35周年を迎えたパトレイバーのコラボアイテムとして発売されたキットで、追加されたバイザーとパトランプが特徴的。
バイザーとパトランプは、どちらも最小限のパーツ構成になっているものの、パトランプは回転板を意識した造形になっていたり、バイザーの警察章は小さくても緻密なモールドになっています。
箱をよく見ると対象年齢が15歳以上となっていて、タカラトミー製のゾイドでも高めに設定されています。
驚異的なモールドのパーツはこの対象年齢の引き上げによって実現しているのかもしれませんね。対象年齢を上げるとこれだけのモールドを出せるというタカラトミーの本気さを感じさせるゾイドになっています。
カラーリングも良い感じで、一部パーツは黒の塗り分けが行われています。
こちらはパトカーを意識した塗り分けになっているようで、パトランプを外した状態でもパトカーを連想できるカラーリングが良い感じ。
個人的にはゴールドの成形色が綺麗なのもお気に入りポイントで、発色の良いゴールドが良いアクセントになっていると思います。
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」
ハンターウルフ警視庁仕様
箱はこんな感じ。
パトランプを光らせて都市部を並走する「ハンターウルフ警視庁仕様」と「イングラムMK−III」が描かれていて、パトレイバーらしい近未来感がありつつ、ゾイドワイルドらしい人機一体の雰囲気もあります。
中身の梱包は「バーニングライガー」以降のシンプルなもの。
発掘パックはCまであります。
箱はこんな感じ。
対象年齢が15歳以上になっているため説明文にはひらがなが無く、文字の量も圧倒的。ゾイドワイルドシリーズでも特別な雰囲が出ています。
全体
組み立てるとこんな感じ。
バイザーが取り付けらえているため、ゾイドワイルドゼロの帝国ゾイドのような雰囲気があるものの、見慣れたパトランプと警察章があるのでなんだか不思議な感覚です。
バイザーは簡単に取り外すことができて、「ハンターウルフ」のイケメン顔にすることもできます。
警察章は別パーツになっていて、緻密なモールドによって存在感があります。
パトランプは3パーツで構成されていて、シンプルな構成でも内部に回転板があるように見えるよう工夫されています。
ゾイド共通の軸もあるので、他のゾイドに取り付けることも可能です。
▼衝撃波発射形態
こだわりポイントしては、ゾイドワイルドの魅力の1つである"ワイルドブラスト"が箱や説明書で一切説明されていないこと。
設定では無人運用しているためワイルドブラストできないのは仕方がないのですが、説明では"有人機として運用することで、秘められた力を発揮するとされている。"とだけ記載されていて、未知の力として"ワイルドブラスト"を温存しているのが面白いです。
いつかワイルドブラストできるようになって、ピンチを切り抜けるシーンを想像できますね。
組み替え+その他
ノーマルの「ハンターウルフ」として組み立てることも可能で、この状態でもパトカーを意識した黒のラインが格好良いです。
骨格形態や付属するシール、説明書はこんな感じ。
説明書のパーツ見取り図も専用のものになっていて、こういう説明書や世界観が好きなコラボ相手のユーザーのことをよくわかっている感じがします。
▼ポストカード
おまけとしてもらえるポストカードと、注意書きはこんな感じ。
「ハンターウルフ警視庁仕様」のレビューでした。
コラボ以外でも、警察仕様のゾイドとして子供にも需要がありそうなクオリティになっていて、ゾイドワイルド放送時に登場していたら大変な人気になっていたかもしれませんね。