RMZモルガ RMZゾイド
製作時間:1時間ほど
タカラトミーか ら発売された「RMZモルガ」のレビューです!
RMZはタカラトミーから新しく始まったゾイドの新シリーズの1つ。
1/100スケールで「超可動」「組み立てやすさ」「コレクション性」を高めた、ファンの理想を具現化するシリーズとのことで、第5弾として「モルガ」がラインナップされました。
モルガに関しては、本家、HMM、AZなどさまざまなシリーズが展開されていて、いまだに本家はメルカリで購入できるなど、購入する時の選択肢が多いゾイドになっています。
1/72スケールであれば懐かしさと驚異のギミックである本家、可動とハイディテールのHMM、電動ギミックのAZが存在しており、今回のRMZは、1/100スケールであることが強みになると思います。 まだRMZはラインナップが少ないものの、「アイアンコング」や「レッドホーン」、他の帝国小型ゾイドが増えてくれば購入候補にしてもよいかもしれません。
肝心のキット自体の作りは良いので、ゾイドマニアにはおすすめできるキットです。
ただ、ライトユーザー向けには、HMMやAZの方がギミックや可動範囲の上位互換になっているので、あまりお勧めはできないかもしれません。
■個人的に良いところ
安定したデザイン
安定した可動
小さめのサイズ
■個人的に悪いところ
特になし
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」+「SB-700」
RMZモルガ
箱はこんな感じ。
「RMZコマンドウルフ」に続いて、第2期ゾイドの「モルガ」の箱絵の続きを描いたようなものになっています。
ちょっと暗めで配色で、ポージングもヒロイックなものではなく、かなり大人向けの雰囲気です。
箱の側面はこんな感じ。RMZシリーズでも特に薄型の箱になっています。
電池と並べるとサイズ感が分かりやすく、タカラトミー版やHMMと比べてもかなり小さく感じます。
モルガの雰囲気はそのままに1/100スケールに変更されていて、HMMのような派手目のアレンジがない落ち着いた見た目になっています。
各部
小さくてもコックピットの展開はこだわっていて、タカラトミー版と同様に2重で装甲を開く形になっています。
1番外側の装甲を開く時は、バルカンが備え付いている部分を先に開く必要があり、より重厚な展開ギミックになりました。
引き出し式間接により、胴体の可動範囲も広くなっています。
ただ、タイヤ部分については、説明書で推されているほど広い可動範囲はない感じ。この辺はHMMのほうが広く可動できます。
ミサイルの展開時には、装甲をスライドさせます。
独自のギミックで面白いものの、アニメを意識しているのであれば、ミサイルではなくビーム砲をつけて欲しかったですね。
可動範囲はあるものの、モルガでどのように活用するのかよくわからず・・。
その他
背中と裏側は一部装甲を外して、武器接続用の穴を露出できます。
背中の穴はアニメに登場したビーム砲が今後追加されるのかもしれませんね。
「RMZモルガ」のレビューでした。
作りは良いものの、他の選択肢がある状態ではわざわざRMZを選ぶ理由がないかなっと思いました。
今のところはゾイドのコアなファン向けアイテムのように思いますが、今後のRMZのラインナップ次第では人気がでることに期待したいですね!